前回は、おうちで水風呂に入る習慣を作ることができたら、温冷交代浴の良さが理解され、その結果サウナ施設に行く人が増えるんじゃないか、という持論を書きました。

その習慣を作るためには、気持ちよく水風呂に入るための「サウナに代わる身体を温めるもの」が必要になります。今回はオードソックスに43℃シャワーを試してみます。
なぜ43℃シャワーが良いのか?
今回シャワーの温度を43℃にした理由は
私は熱いシャワーで汗を流してから水風呂に入る。これをサウナ王方式という人もいる。かけ水をすると、一度体を冷やしてしまい、その後、水風呂に入った時に2段階冷却になって快感が弱まってしまうからだ。なので、私はめちゃくちゃ熱いシャワーで、頭から全身汗を流してから入ることを薦めている。
— サウナ王(温浴業界最強のコンサルタント) (@saunaou) 2019年12月5日
できるだけ熱い方が良くて、私は43℃くらいにしています!44℃だと、熱過ぎて火傷しそうでしたけど、42℃だと、ちょっと物足りなくて、43℃くらいが良いと思っています。43℃もかなり熱いんですけど、慣れると、どうにかだいじょうぶです!
— サウナ王(温浴業界最強のコンサルタント) (@saunaou) 2019年12月5日
とサウナ王さんが仰っているのと、私も感覚的に43℃くらいがちょうど良さそうと思ったからです。さらに「サウナ→43℃シャワー→水風呂」の入り方ルーティーンから、サウナを取って「43℃シャワー→水風呂」とするだけなので、かなり親和性が高い気がします。
ちなみに私もサウナ王さんと同じく、水風呂に入る前には「かけ水」ではなく「かけ湯」派です。サウナ王さんと同じく快感が弱まるから、というのもありますし、また
実は、サウナで一番お金がかかっているのは水風呂です。水風呂を冷やすチラーと呼ばれる装置が高額だからです。そのため、水風呂を冷却せずに水道水をそのまま使っている施設も多くあります。そんななか、チラーを設置してくれている施設に対しては、「ありがとう」の気持ちを込めて、水風呂の水は使いません。水風呂の水を使うと、せっかく冷やした水が減ってしまうからです。 サウナ利用者に対しても施設に対しても謙虚でいることが、結局マナーを守ることにつながるのだと思います。
この本を読んでからは、私もわざわざチラーを置いてくれている施設に感謝の気持ちを込めて、施設の嫌がることをしないことを心がけています。(が、アウフグース後はそんなこと言ってられない熱さなので、水風呂の水でかけ水しまくってから入りますが。。)
43℃シャワーと家の水風呂16.5℃による温冷交互浴チャレンジ
水道水は、冬はシングル(10℃未満)、夏場は30℃近くになってしまいますが、今の季節(春)は最高の水風呂日和です。奇跡的に、水風呂に適した温度(16~17℃)に、何も考えず湯船に水を投入するだけでセッティングできます。↓

https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/03/03_kako_r01.html
(注)もし現在の季節が夏だった場合は、以下↓の記事がお役に立つかもしれません。

現在の室温は18.5℃。まずは43℃のシャワーで体を洗い流します。5分ほどシャワーを浴びて、そこから水風呂に入ります。
「つ、冷たっ。。」
やっぱり最初は冷たいです。シャワーで表面温度は上がっても、深部まではあたたまらない感じがします。でも、、
「気持ちいい。。」
緊急事態宣言が出てサウナ施設を自粛してから、水風呂に約一か月ぶりに入ったこともあり、死ぬほど気持ちいい。やばい水風呂。あと自宅の水風呂だと手の先や足を出しやすい。私はいつも足が冷え限界が来て水風呂から上がることが多いのですが、自宅の湯舟だと手も足も出せるので、いつまでも入ってられる気がします。これでプカプカと浮遊できたら最高なのですが、それを求めるにはやっぱり施設に行くしかないですね。
水風呂には1分ほど入って休憩に入ります。洗い場で体育座りになって、頭と背中を壁にもたれ掛けます。。やばい、きた。目の奥がギューンとなって、耳の奥が小刻みに震えるこの感じ。私めちゃくちゃととのってます!
気持ちよすぎて、繰り返し試しました。最後に水風呂から出て、そのまま体を拭いて、布団に入ったらこれはもうすぐに眠れる感じです。肌が敏感になっているので、この布団の感触がまた良いです。久しぶりのこの感覚。
おわりに
やっぱり水風呂は偉大です。水風呂こそがサウナの本質、と改めて気づかされました。しかし、交代浴初心者は、ちょっと水風呂に入っただけでその冷たさで出てしまい、その後の気持ちいいところまで待ってくれない気がします。やはり熱湯シャワーだけでは体の芯まで温まりきらない。。次回は、さらにサウナに代わる何かを探します。
次回↓
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