前回、Wセラムヒートでドライサウナができたという記事を書いたところ、今までにない反響がありました。twitterでRTやいいねくれた皆さま、はてなブックマークでブクマやスターをつけてくれた皆さま、そしてこんな頭のおかしいblogをいつも読んでくださる皆さま、本当にありがとうございます!
サウナストーンの準備
さて今回もセラムヒートを使って何かできないか?というお話です。実はセラムヒートは、この遠赤外線のパワーで焼き芋だって作れますよーっと、昔は電気量販店でPRしていたそうで、そしてこれらを見ていて思ったのが、セラムヒートで石を暖めたらセルフロウリュできるんじゃないか?という仮説でした。
しかし問題が2つあります。
- 遠赤外線でサウナストーンが暖まるのか?
- そもそもサウナストーンを持ってない
まず1ですが、説明を書こうと思ってたら、またSaunologyさんがタイムリーな記事を書いてくださってました。ありがとうございます!
遠赤外線サウナは「遠赤外線サウナについて考えてみよう」で詳しく見た通り、対流熱ではなく輻射熱によって身体が温まる仕組みです。空気に乗って熱が運ばれてくる対流熱とは異なり、輻射熱は空気などの物質を介さずに直接身体に届く電磁波です。
サウナストーンを使うのは「電気式ストーブ」で、これは部屋ごと暖める仕組みです。しかしセラムヒートのような「遠赤外線式ストーブ」は、人間自体を暖める仕組みなので、サウナストーンを使いません。そのため、遠赤外線を当てることでサウナストーンがロウリュできるくらい暖まるのか?は未知数です。
そして2ですが、サウナストーンは通常フィンランドで採掘される香花石を使うのですが、これはホームセンターには売ってません。(こちらの動画をみると、ホームセンターで販売している庭石でもサウナストーン代わりとして使えそうです。ただし自己責任でお願いします。)
せっかくの機会なので、こんな可愛いやつ↑を買おうかなと考えたのですが、発送が間に合わなかったので、とりあえず代わりに100円ショップで買ってきたのがコチラ!
これからアクアリウムをはじめるのかな??「カメの底石 にしき石」は見た目が香花石ぽい、「観賞魚が引き立つ 白玉石」は、フィンランドのどこかのサウナで白いサウナストーンを使っている映像をみたことがあったので採用しました。
セラムヒートでセルフロウリュにチャレンジ
そして「石」と「みそこし」をフックを使ってセラムヒートにセットしたのがコチラ!
(セラムヒートに水がかかると事故の元ですので、絶対に実施しないでください)
強さはマックスの10。実験開始です。
10分後、触ってみると、どちらの石もほんのり暖かいです。
20分後、触ってみると、どちらの石もかなり熱いです。もういけるんじゃ、と思って右の「カメの底石 にしき石」に水をかけたところ「ジュッ」と少しだけ音が鳴りました。まだ早かったか。。
30分後、触るのをためらうくらい熱いです。左の「観賞魚が引き立つ 白玉石」に水をかけた動画がコチラ。
セラムヒートでセルフロウリュ!#うちでととのうチャレンジ pic.twitter.com/0ADKRI5pYX
— サウナ起業家 (@tonttu_ari) 2020年5月10日
いい音だーー。そしてこのフワっとした蒸気。このセルフロウリュによる湿度や体感温度は期待できませんが、この音と視覚だけでととのいますね。アロマオイル入れて、ふわっとした香りを楽しむと、嗅覚も加わって更にととのうかも。という訳で、今回もありがとうございました。
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コメント
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セルフロウリュいーですねぇ!
家でできるなんて最高ですなぁ(´・∀・`)
id:senonichijo さん
コメントありがとうございます!
案の定失敗しました〜、という記事を書くつもりが、はっきりと白い蒸気が見えた時には自分でもビックリしました。機会があれば是非お試しください!
Tommy (id:TommyJ1105) さん
読者登録ありがとうございます、光栄です。今後ともよろしくお願いします!