はじめに
今年は暖冬と言われていましたが、年も明けてだいぶ寒くなってきましたね。
冬に外気浴をすると体が冷えすぎるため、一度お湯に浸かって体を温めてからサウナに向かうことが多いのですが、そんな時に必ず起こるムズピリ現象について、今回は考えたいと思います。
ムズピリ現象の正体とは
熱いサウナから冷たい水風呂に入った時に起こる「温度の羽衣」(最初の内は冷たいが、だんだんと肌と水風呂の間に薄い膜ができることで、冷たく感じなくなること)については、サウナーの間で市民権を得た状態だと思います。
しかしその逆(冷たい→熱い)ともいえる「ムズピリ現象」。(勝手に命名)電気風呂に入っているわけでもないのに、冬の外気浴後に熱い湯船に入ると体がムズムズ、ピリピリする現象については、これまで話題になることがありませんでした。
コイツは何を言っているのかサッパリ。。という方は、子供の頃に日が暮れるまで雪遊びをして、家に帰ってきた状態を思い出してください。お母さんがお風呂を沸かしてくれて、そんな体が冷えきった状態でお風呂に入った時のあの感覚、、と言えばわかってもらえるでしょうか。(余計にわかりにくい?)
個人的には大好きな現象なのですが、これって一体なんなんだろう。しもやけとか?と思いながら、調べてみました。
実はしもやけというのは、熱いお湯につかって体が温まるとかゆみが強まるという特徴があるんです。ですから、お湯はぬるめの方がしもやけになったときには良いと言えます。しもやけの対処として熱いお風呂に入りたくなるかもしれませんが『ジンジン』『ムズムズ』といったかゆみが強まることがありますので、熱い風呂には注意してほしいと思います。
そのまんま、しもやけ でした。。 ムズピリ現象 とか勝手に名付けていた自分が恥ずかしい。でも人間の体のメカニズムって面白いですね、熱いお湯に浸かると動脈より遅く静脈が元に戻るので、その時間差で「しもやけ」が起こる、そこで熱いお湯に浸かるとムズムズピリピリするんだそうです。そしてそんな感覚がこそばゆく、なんだか不思議とクセになり気持ちよく感じてしまう、と。
ムズピリ現象 まとめ
今回は「冬の外気浴後にお湯に浸かると起こるムズピリ現象」について記述しました。そしてその正体は、しもやけ。。なのに気持ちよく感じるメカニズム、とても不思議です。これを繰り返すと体に悪そうですが、実際のところはどうなんだろう、研究が待たれるところです。今回も読んで頂いてありがとうございました!
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