はじめに
どうも、サウナマットカラーの魅力に憑りつかれてしまった男(matteru)です。このオレンジと茶色の配色が好きすぎて、様々なサウナマットカラーのオリジナルグッズを企画して販売しております。ここまで来ると、matteruのmatはサウナマットのマット、ということにしてしまいたいです。。

サウナマットカラー。誰がどう見てもわかりやすくサウナを連想させる、オレンジと茶色のハーモニー。この配色を誰が作ったんだろう、、大発明ですよね。ぜひノーベルサウナ賞を進呈させていただきたい。
おそらくこの配色は、サウナ室に置くため木目に似た温かみのある色としてオレンジ、さらに交換をする際にわかりやすくするためにフチに茶色などの目印をつけたのではないか?と勝手に想像しています。見た目だけじゃなくて機能的。
そして海外でこの配色のサウナマットを見たことがないので、おそらく日本オリジナルのはず。
こちらの書籍は2014年3月7日発行の雑誌ですが、この中で紹介されている複数の施設でおなじみの配色のサウナマットが使われています。なので少なくとも7年前には既に普及し浸透しているようです。そこで、いつからあのサウナマットの配色が生まれたのかを調べてみることにしました。
今回調査にあたり、公益社団法人日本サウナ・スパ協会の機関誌を参考にさせていただくことにしました。
こちらの機関誌、なんと始まりが1971年(昭和46年)!!!大変貴重な資料を無料で閲覧することができます。ありがたいですね。
サウナマットカラー配色 調査
1971年から追って見つけたのが1990年(平成2年)の163号。グリーンランド天神(福岡)のサウナ室の写真です。こちらのサウナマットは見た感じ、お店のロゴが入ったタオルのようにみえます。

次に1996年(平成8年)の237号、サウナ東京ドームのサウナ室の様子です。残念ながら座席は見えませんが、床に黒のマットが敷いてあるようにみえます。

こちらは1998年(平成10年)の261号、 ニュージャパンのレディスサウナの様子。サウナマットは見当たりません。記事では、サウナの使い捨てシートマットや、使い捨て胸巻きシーツをつけてサウナ室に入ると記述されていました。

2005年(平成17年) の351号。横浜ハイランドサウナの様子。白っぽいサウナマットが敷かれています。

そして、、2006年(平成18年) の359号。

こちらのオカ株式会社では、現在も防炎サウナマットを販売されています。かなり機能性が高く、よく施設でお見かけしますが、想定している配色じゃないですね。。


こちらアサヒ株式会社のリポスサウナマットも、残念ながら想定しているカラーリングではありませんでした。
あきらめかけたその時、、、
同じ号の広告になんと


こ、これは、、
白黒なのでわかりずらいですが、あの想定していたサウナマットカラーの配色に見えます!
さっそく「日祥埼玉」を検索してみました。が、、何も出てこない。残念ながらHPもなくなっているようです。うーーん、残念。
2008年(平成20年) の387号にも オカ株式会社、アサヒ株式会社、さらに株式会社メトスのサウナマットが紹介されていますが、配色については分からずじまいでした。うーん、これはもはや「探偵!ナイトスクープ」案件か。。
サウナマットカラー配色 まとめ
今回はサウナマットカラーの配色について調べてみました。
- 2014年3月7日発行の雑誌「saunner」では複数の施設でおなじみのサウナマットが使われており、少なくとも7年前には既に普及し浸透している
- 日本サウナ・スパ協会の機関誌をさかのぼってみると、2006年(平成18年) の359号にある有限会社 日祥埼玉 の広告内で、おなじみの配色のようにみえるマットを発見。ただし白黒のため判断できず
今回はここまでですが、興味のある方は、さらに深堀して調べて教えていただけるとありがたいです。機関誌は眺めてるだけでも面白いですよ。(例えば↓)

今回も読んで頂いてありがとうございました!
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