以前、サウナタイマーのことを調べれば調べるほど部屋に飾りたくなる。けれど高価だし工事が必要だから、代わりにサウナタイマーのwebアプリを作ったよ、という記事↓を書きました。
ただ作った本人がいうのもなんですが、あんまり気に入ってないんですよね。。なんかショボイなと。やっぱり本物が欲しいな、と。さて、どうしたものか。。
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ジャンク品のサウナタイマーを入手
そんな時、以前コクヨのサウナ部部長である川田さんが、こんなツイートをされていたのを思い出しました。
カッコいい!自分もこんな風に部屋に飾りたいから、リメイクにチャレンジしたい!
1つ目の画像を見ると、こちらのジャンク品サウナタイマーはメルカリで購入されたようなので、さっそく自分もメルカリで手に入れることにしました。しかし、ぜんぜん出品されない。。
サウナタイマーだけで検索すると、関係ない膨大な数のモノが引っかかってしまうため(スマートウォッチなど)新着商品の通知設定を「サウナタイマー 12分計」で設定し、 通知が来るまでしばらく待ってました。すると3か月後に通知がきたのですが、自分が確認した際には既に売り切れてました。。
もう諦めかけていたのですが、さらに2週間くらい経ったところで通知が来たので、即購入。何とか手に入れることに成功しました。

時計のムーブメント選定
時計のガワとなるジャンク品サウナタイマーが届く前に、次は時計のムーブメントを購入することにしました。元々サウナタイマーは赤と黒い針の2つしかないので、時計のムーブメントには時針と分針のみ、秒針がないものを選ぶことにします。
また、下のように電波時計のタイプにするか、
クォーツタイプにするのか、いろいろ迷ったのですが、電波時計タイプはサウナタイマーのように金属に覆われていると電波を拾えない可能性があるので泣く泣く却下。
また文字盤の厚さによって選ぶムーブメントの軸の長さも変わってくるそうで、この時点ではまだ手元にサウナタイマーが届いていないこともあり、失敗してもいいよう100均の時計ムーブメントを購入して試すことにしました。(seriaで購入した手作り時計キット、お値段なんと税抜100円!)

サウナタイマーはでかくて重い
そしてサウナタイマーが到着。開けてみると、、重い、そしてでかい!
そこで、サイズと重量を計測してみました。まず比較対象として一般的な掛時計の重さを計測します。

426グラムです。そしてサウナタイマー。。

1674グラム!
約4倍の重さです。熱が内部に入らないよう金属製の頑丈な作りになっていることがわかります。
そして大きさです。一般的な掛時計の直径は約20㎝。

サウナタイマーは約30cm。1.5倍の大きさ。
ついでに厚みも計測。一般的な掛時計は約5cm、サウナタイマーは7cmほどです。

サウナタイマーリメイク開始
裏側の部品を取り外す
ここからやっと作業開始です。まずサウナタイマーの裏側にある部品をひたすら取り外します。




文字盤を取り外す
金属板はこれ以上は取り外せなさそうだったので、次に時計盤を固定している金属の棒を3か所外します。

こんな感じで文字盤が外れました。

針を取り外す
次に赤い針から順に、ペンチで回転させながら引っこ抜きます。

黒い針も同じように引っこ抜くと。。


残っていた裏の金属板もきれいに外れました。
時計のムーブメントを取り付ける
一通り取り外す作業が終わったので、次にムーブメントを取り付けます。取り付け方は、ムーブメントの説明書に書いてある通りに進めます。

裏側からムーブメントの軸を差し込んで固定します。

次に黒い針を時針として軸に取り付けようとしますが、奥まで入りません。穴のサイズをムーブメントに付属していた針と比較すると、穴の大きさが全然違う。これは困った。。

とりあえず穴を広げようとグリグリと10分くらい格闘してたら、なんとか金属部分がとれて事なきを得ました。(その代わり黒い針がグネグネに。。)

次に赤い針ですが、こちらも同様、穴に入りません。よってこちらもペンチでグリグリと回して外します。

グリグリしてたら先っぽが取れて壊れてしまったものの、何とか外れました。

赤い針は入ったものの、赤い丸パーツの先が壊れてしまったのと、そもそも壊れる前から赤い丸パーツの先はムーブメントの軸穴に入らなかったので、ムーブメントに付属している白い丸パーツを代わりに取り付けます。

この状態でムーブメントに電池を入れたら動くのかな、と試しにやってみましたが、、
動きません。
時計の針を固定する
確認すると、赤や黒の針の穴はムーブメントの軸には入ったものの、グラグラできちんと固定できていませんでした。そこでムーブメントに付属している時針と分針を、両面テープを使って赤と黒の針に固定します。

これで針を軸に差し込むと、グラグラせずに固定できました。
しかし、白い丸パーツが悪目立ちしている気がする。。

そこで、白い丸パーツを赤ペンで塗りました。

水性ペンだとこのように滲んでしまったので、油性ペンを使うことをオススメします。
サウナタイマーリメイク完了
あとは文字盤を固定する金属の棒を3か所を取り付けて、電池を入れ、裏蓋を閉めます。

3時37分。サウナタイマーのリメイク完成です!!!
(サウナの語呂で3と7にしたつもりが、後で見たら2時だったことに気づきました。。)

いい感じに仕上がりました。ちゃんと完成できて嬉しい!
ただ気になる点は、黒の時針が長いので、時間なのか分なのかわかりずらいところです。切ってヤスリで削るなりして短くしたいところ。
あとは、重量が普通の掛時計の4倍なので、重すぎて掛時計に向いてないところです。(致命的)
今回はジャンク品サウナタイマーのリメイクにチャレンジしました。もっと簡単にできるのかと思いきや、つまづいたポイントがいくつもあったので、今後チャレンジされる場合には参考にしていただければ幸いです。時期的にも夏休みの工作にピッタリでした。今回も読んで頂いてありがとうございました!
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