はじめに
実は以前、日本サウナ熱波アウフグース協会の熱波師検定Bを受講しました。
リモートではありますが、「ファンタジーサウナ&スパおふろの国」のサウナ皇帝 井上勝正さんの座学と、技術部長 渡辺純一さんの実技を受講しました。最後はヘロヘロになるまでタオルを振りまくり、熱波師は大変だけど本当にやりがいのある仕事だと感じることができました。
また、お笑いコンビ「アルコ&ピース」のYoutube動画「【サウナ】酒井、熱波師を目指し師匠に弟子入り!【アウフギーサー】」は、最高に面白く楽しい動画なのですが、そんな中でも井上勝正さんの熱波師としての哲学を垣間見ることができます。
より詳しく熱波師について知りたい方は、以下↓の書籍がオススメです。 熱波師の心構えがダイレクトに伝わってきます。
ロウリュとアウフグースの違い
一応入門編と銘打っているので、最初に言葉の意味を簡単に説明します。ロウリュはもともとフィンランド語で「蒸気」という意味で、サウナストーンに水を掛け蒸気を発生させる行為のことを言います。そしてアウフグースはドイツ語で「注入」とか「コーヒーを沸かす」といった意味で、そこから蒸気を発生させてタオルで扇ぐドイツ発祥のイベントのことをアウフグースと言うようになったそうです。
日本だとタオルで扇ぐ行為もひっくるめてロウリュと言ったりもしますね。またアウフグースする人のことを「熱波師」とか「アウフギーサー」と呼んだりします。
アウフグースの一連の流れ
サウナストーブでおなじみメトス社のHPに、アウフグースの一連の流れが丁寧に記載されています。

1. 換気を行うアナウンスを行う
2. アウフグースを発生させるためのアロマ水を作る
3. 扉を閉めてアウフグース開始のアナウンスを行う
4. 使用する芳香液の説明を行う
5. ikiサウナストーブの石に、ラドル(ヒシャク)でゆっくりと水を掛ける
6. 手首のスナップを利かせながら、ゆっくりとタオルを回す
7. タオルを縦に振り、個人個人をあおぐ
8. 5~7をワンセットとして、くりかえす
9. 終了のアナウンス
上記は流れの抜粋ですが、最初の換気のアナウンス文から最後のアナウンス文まで、詳細に掲載されていますので、とても参考になります。
おうちでアウフグースの技を学び、活用する!
ドイツではアウフグーズ自体がパフォーマンスになっている背景から、絶対こんなのサウナ室内だと出来ないでしょ!といった技まで、様々な技が存在します。Youtubeで検索するといろんな方のパフォーマンスを見ることができて楽しいです。日本の熱波師さんだと、アウフギーサーの増本さんの【AUFGUSS Now】がとても勉強になります。
アウフグーズの技を学んで一体何の役に立つの?と思われた方もいるかもしれません。実はアウフグースの技や考え方を学ぶと、おうちでも役に立ちます。その1つが換気です。

換気というのは奥が深く、単純に窓を開けていても換気できず、空気のよどみが溜まってしまうことがあります。そんな時、縦旋回や横旋回を駆使して、部屋の空気をかき混ぜることができます。

また↑の場合は扇風機で空気の流れを作ってあげるとよいのですが、家に扇風機がないとか、換気のために使えないこともあるかと思います。そんな時こそ、颯爽とタオルで扇げばいいんです!!!換気できて良い運動にもなって一石二鳥です。
アウフグース用のタオルをどうするか?
とはいえ家で扇いでみようとか、動画を見てアウフグースの練習をしようと思った際に問題になるのが、アウフグース用のタオルを持ってないことだと思います。お任せください、その問題に対応する提案をしたいと思います。
まず1つ目は、熱波師検定を受講される際にトレーニングバスタオル付を申し込むことです。検定を受講できて最高のタオルを手に入れることができます。(タオルを単品で購入する場合はこちら)
2つ目は、アウフギーサーの増本さんの動画を参考に、 バスタオルを縫い合わせて自分でアウフグースタオルを作ってしまうことです。(追記:増本印のアウフグーズタオルのオーダー、販売もあるようです)
そして最後は、、我々アウフグース用のタオルを作りました。ので、買ってください!(笑)普通だと面白くないので1000匁のバスタオルを使い、サウナマット風のアウフグース用タオルに仕立てました。(私が欲しくて妻にお願いしたのですが、バイアステープの処理がめちゃくちゃ大変らしいです)すこし小ぶりで、おうちで使うにはもってこいのタオルになります。


(追記:minne10周年記念特設ページ【趣味を深める 私のお気に入り】にて、このサウナマット風のアウフグース用タオルが掲載されました)
さらにこれを小さくしたハンカチサイズのタオルも作ったので

写真で被っているセームタオル生地のサウナハット、四季折々のヴィヒタブローチ、全部ひっくるめて、以下よりどうぞ!

最後は我々のサウナグッズ紹介・宣伝になってしまい大変申し訳ありません。今回も読んでいただいて本当にありがとうございました。