- はじめに
- ミッシェル・ガン・エレファントってどんなバンド?
- 選曲したプレイリスト
- 1曲目(サウナに行く前): DANNY GO
- 2曲目(1セット目のサウナ): ミッドナイト・クラクション・ベイビー
- 3曲目(1セット目の水風呂): プラズマ・ダイブ
- 5曲目(1セット目の外気浴): ゴッド・ジャズ・タイム
- 6曲目(2セット目のサウナ): flash silver bus
- 7-8曲目(2セット目の水風呂):ブギー/アイブ・ネバー・ビーン・ユー (Jesus Time)
- 9曲目(2セット目の外気浴): GT400
- 10曲目(3セット目のサウナ): BOILED OIL
- 11曲目(3セット目の水風呂): 水色の水
- 12曲目(3セット目の外気浴):サンダーバード・ヒルズ
- 13曲目(サウナに行った後): Baby, please go home
- さいごに
はじめに
昔↓の記事でも触れたのですが、ミッシェル・ガン・エレファントは私の10代を捧げた青春のバンドです。富山の田舎から東京へ旅行に行った際、ミッシェルやスカパラのスーツを仕立てている「洋服の並木」にて なけなしのバイト代をはたいてモッズスーツを作ったり、似合わないのにSchottのライダースの革ジャンを着て自動車の教習所に通ったりしてました。(黒歴史)
一昨年、サウナ施設「ニューウイング」に宿泊した際には、テルマーレサウナ内で音楽が流れており、そこでミッシェルの「CISCO」という曲が突然流れだした際には、心の中でテンションが爆上げしました。
また最近こんなニュースを見たり、先月「BiS」が(選曲がロッキンオンジャパン世代狙い撃ちな)カバーアルバムを出して、ミッシェルの「スモーキン・ビリー」をカバー&MVを作ったりと、私の中のミッシェル熱が再燃してきたので、この初期衝動の勢いのまま記事を書き殴りたいと思います。
ちなみに以前こんな記事↓も書いてますので、興味のある方はどうぞ。
ミッシェル・ガン・エレファントってどんなバンド?
初めに全くミッシェルガンエレファントのことを知らない方は、Youtubeチャンネル「みのミュージック」の「ミッシェル・ガン・エレファント入門!今更聞けない疑問に答えます」をご覧ください。短いながらとてもわかりやすくまとめられています。
さらに短く一言でいうと、、日本を代表する孤高のロックンロールバンドです。
選曲したプレイリスト
今回のプレイリストがこちらです。(ちなみに以前の記事で選曲した「深く潜れ」「太陽をつかんでしまった」は今回外しています) それでは1曲づつ解説していきたいと思います。下の再生ボタンを押してサンプルを聴きながら見てもらえると嬉しいです。
1曲目(サウナに行く前): DANNY GO
4thアルバム「ギヤ・ブルーズ」のラストを締めくくる曲。DANNY GOというかSAUNA GOということでサウナに行く前に聞きたくて選びました。とにかく振り返らずに前につき進む、疾走感のある曲です。好きすぎて、なんなら私の葬式でも流して欲しいくらい。
ちなみに「DANNY GOES」じゃなくて「DANNY GO」の理由は、おそらくチャック・ベリーの代表曲「ジョニー B・グッド」(バック・トゥ・ザ・フューチャーでお馴染み)のフレーズ「GO JOHNNY GO GO」から来てるのだと思われます。
振り返らず 錆びた風は続くだろう
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – DANNY GO
ざらつくダニー かき鳴らしていくんだろう
2曲目(1セット目のサウナ): ミッドナイト・クラクション・ベイビー
オリジナルのラストアルバム「SABRINA NO HEAVEN」より。ミュージックステーションでt.A.T.u.がドタキャンした際、急遽代わりに生演奏した曲で有名ですね。
The Saunaなど名サウナを作られている「野田クラクションベイベー」さんは、この曲から名前を上司?に名づけられたそうですが、野田さんは別にミッシェルファンではないそうです。。残念。でも名サウナビルダーの名前にあやかって、1セット目のサウナで聞きたい曲とさせていただきます。
ちなみに、ミッシェルが好きという話をすると大体 t.A.T.u.の話をされてありがたい反面、苦虫を嚙み潰したような表情にもなる出来事でした。私自身は初期、中期のミッシェルが大好きで、この頃は冷めた目でバンドを見ていたからかもしれません。もっとカッコいい曲があるし、もっとカッコいい時代があったのに、この曲の話ばかりしないで欲しい、っと。でもさらに年月が経ち(約20年!)改めて後期のミッシェルを聞くと全く別の良さがあったんだなと思う同時に、この曲(ミッドナイト・クラクション・ベイビー)も色眼鏡をかけずに聴けるようになりました。そこまで長かった!
3曲目(1セット目の水風呂): プラズマ・ダイブ
5thアルバム「CASANOVA SNAKE」より。このアルバムのツアーがミッシェルのライブ初体験だったのですが、前のほうで見たいと待機してたら、ものすごい爆音ではじまり、またダイブの嵐で、本当に死ぬかと思った初めての衝撃体験でした。そんな初めて水風呂に肩まで長時間ダイブした衝撃のような、そんな1曲。
解放されたプラズマみたいに落ちてくだけなんだ
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – プラズマ・ダイブ
5曲目(1セット目の外気浴): ゴッド・ジャズ・タイム
6thアルバム「ロデオ・タンデム・ビート・スペクター」より。このアルバムのジャケットが外気浴のイメージだったのと、この曲の持つ壮大な歌詞(宇宙だったり神だったり)が外気浴中のぶっ飛んでいる感じにぴったりなので選びました。
ちなみに、当時はなんでこのジャケット!?アナログ盤のジャケットはカッコいいのに、なんでCD盤はこのジャケット!?とある意味震えていたのも今となっては良い思い出です。
突き刺さった朝になって 神のジャズ震えて
Thee Michelle Gun Elephant – ゴッド・ジャズ・タイム
6曲目(2セット目のサウナ): flash silver bus
2ndアルバム「HIGH TIME」より。以下のサウナバスの記事を読んで応援したいな(私費を投じてベンチャー企業を立ち上げ!)と思ったのと、そのバスのサウナ内で是非この曲を聴きたい!ということで選びました。

フランスパンとミルクだけ
thee michelle gun elephant – flash silver bus
銀色のトランクつめこんで
光るあのバスに乗り込もう
7-8曲目(2セット目の水風呂):ブギー/アイブ・ネバー・ビーン・ユー (Jesus Time)
3rdアルバム「Chicken Zombies」より。「ブギー」はミッシェルにしては珍しく8分以上の長尺の曲で、これを聴いていたらいつまでも水風呂に入っていられそうになることから選曲しました。また次の曲「アイブ・ネバー・ビーン・ユー 」は、8秒で終わるところも好きです。いつまでも水風呂に入ってないで低体温症になる前に早く出なさい!ということですね。
ちなみに、このアルバムのCD盤のジャケットは「Blue Cheer」、アナログ盤は「The WHO」のパロディで、CDとアナログでジャケットが違うところとか、元ネタを知っていると思わずニヤっとできるところが好きです。
さわらないで かまわないで
thee michelle gun elephant – アイブ・ネバー・ビーン・ユー (Jesus Time)
さわらないし かまわない
9曲目(2セット目の外気浴): GT400
5thアルバム「CASANOVA SNAKE」のリード曲。GT400という架空のバイクを疾走している感じが、2セット目の外気浴の風を受けている感じにピッタリ。
ちなみに、このCDジャケットのようにタオルを銀行強盗巻きするの、サウナ室内でも流行らせられないかな。。
トンネルは続くのさ
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – GT400
どっかいっちまえばいい
10曲目(3セット目のサウナ): BOILED OIL
4thアルバム「ギヤ・ブルーズ」より。曲名からして(ボイルなので)熱くてサウナ!というところと、CDの音源ではギターのアベさんの音に隠れているのですが、ライブだとベースのウエノさんの音が太くてメチャメチャ気持ち良い(特にRISING SUN ROCK FESTIVAL 1999 in EZOの音源)ので、そんなブリブリとした気持ちいいベース音が最後のサウナにピッタリと感じ選曲しました。
空の森燃やして 赤に染め抜くんだ
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT – BOILED OIL
沸きあがったオイル ぶち込んでくんだ
11曲目(3セット目の水風呂): 水色の水
オリジナルのラストアルバム「SABRINA NO HEAVEN」より。バンドとしては やりつくして、終わりに向かっていく姿が見える1曲。最果てはきっと、水風呂のように美しい場所なんだと思います。
水色の水はどこ?水色の水を探しに
Thee Michelle Gun Elephant – 水色の水
最果ては音のない世界
12曲目(3セット目の外気浴):サンダーバード・ヒルズ
7thアルバム「SABRINA HEAVEN」より。私の地元の富山県といえば立山連峰。そして立山といえば雷鳥!そんなサンダーバード・ヒルズ 、サンダーバードの丘にオープンするTATEYAMA SAUNAに行って景色を一望しながら外気浴するのが今から楽しみすぎるので、そういった意味を込めてこの曲を選曲しました。
ちなみに、ミッシェルの代々木での1万人フリーライブの際、これまで未発表だったこの曲が1曲目に演奏されたのですが、次の日のめざましテレビで↓のフレーズを歌っている場面が流れ、場が凍り、司会の大塚さんが失笑していたのを今でも鮮明に覚えています。なんでファンでもなんじゃこりゃ、ダサっ、みたいな部分をわざわざ流すの。。フジテレビのFACTORYはミッシェルが好きなプロデューサーがいるんだから、もうちょっとなんとかならなかったの。。って当時思ってました。今ではいい思い出です。
ハローベイビー お前の未来を愛してる
Thee Michelle Gun Elephant – サンダーバード・ヒルズ
13曲目(サウナに行った後): Baby, please go home
いつまでも施設にいられたら困るから、そろそろ帰ってくれ!という曲ですね。名残惜しいですが、おうちに帰りましょう!
ちなみに、この曲はおそらくMuddy Watersの「Baby, please don’t go」から、あえて「行かないで」を「帰れ」に真逆に変えて「go home」にしていて、そういう元ネタがわかるとニヤっとできるところに影響を受けてるしやっぱり好きだなあと思います。
さいごに
元々ミッシェルのファンの方にとっては、なんでこの選曲!?と思われたかもしれませんが、、私も同感です。明日選曲したら、また全然変わっているかもしれません。また、思い入れが強すぎて余計な情報を書きすぎてしまい(これでもかなり削除したのですが)読みにくい記事になってしまい申し訳ありません。なんにせよ書いていて楽しかったです、今回も読んでいただいてありがとうございました!
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